ChatGPTの本物アプリはどれ?公式で使えるChatGPTアプリを解説
2024年5月15日更新
アプリでのGPT-4oの利用方法についてはこちらの記事で紹介しています!
まるで人と対話しているかのように回答できる対話型の生成AIサービス「ChatGPT」には、さまざまな類似サービスがあります。なかには、ChatGPTの偽物アプリも登場しており、個人情報やクレジットカード情報が抜き取られてしまう可能性も否定できません。
そのため、ChatGPTのアプリを探しているときは、偽物と間違ってダウンロードしないように注意する必要があります。
この記事では、偽物の見分け方や、本物のChatGPTアプリをインストールする方法について解説します。不正な偽物アプリをインストールしてしまったときの対処法についても解説しますので、あわせてご参照ください。
目次
本物のChatGPTアプリと偽物の見分け方
ChatGPTには類似アプリが登場しており、偽物アプリには個人情報の漏洩、マルウェアの感染、ChatGPTのアカウント停止などのリスクがあります。
スマホアプリでChatGPTを探すときは、以下のポイントに気を付けてください。
- 公式アプリストア(App StoreやGoogle Play)からインストールする
- 本物のアプリは提供元が「OpenAI」になっているか確認する
- レビューや評価を確認する
ここでは、本物のChatGPTアプリと偽物の見分け方を解説します。
公式アプリストア(App StoreやGoogle Play)からインストールする
本物のChatGPTアプリは、App Store(iOS)、Google Play(Android) の公式アプリストアからインストールできます。
言い換えれば、URLなどのリンクから直接インストールする場合は偽物のChatGPTアプリである可能性が高まります。
マルウェア感染などの恐れもあるため、本物のChatGPTアプリを求めている場合はApp Store、Google Playどちらかの公式アプリストアからインストールしましょう。
本物のアプリは提供元が「OpenAI」になっているか確認する
正規のChatGPTアプリは、提供元が「OpenAI」と記載されています。それ以外の提供元アプリは、原則として正規ではないChatGPTアプリです。ただし、OpenAIのAPIを利用して同様のサービスを提供しているアプリもあるため、それらすべてが悪質なアプリという訳ではありません。
とはいえ、本物のChatGPTアプリを探している場合は、提供元が「OpenAI」かどうかしっかりと確認するのをおすすめします。
レビューや評価を確認する
ChatGPTアプリをインストールするときは、レビューや評価を確認することも重要です。似通ったアプリの利用者レビューをチェックしてみると、なかには「課金の解約がしづらい」「本家ChatGPTアプリに課金したほうが安上がり」などのコメントも多々見受けられます。
ユーザーからのレビューや評価をもとに、本物のChatGPTアプリを選べるよう、インストールする前に比較検討するのをおすすめします。
本物のChatGPTアプリをインストールする方法
本物のChatGPTのアプリは、App Store、Google Playどちらかの公式アプリストアからインストールできます。ここでは、ChatGPTアプリをインストールしたい方へ向けて、公式アプリのリンクとインストール手順をご紹介します。
iPhone/iOS版ChatGPTアプリ
iPhone/iOS版で正規のChatGPTアプリを入手できるリンクは以下のとおりです。
AppStore
AppStoreで検索する場合は以下の手順をご参照ください。
- 公式のAppStoreを開く
- 「ChatGPT」で検索する
- 開発者名が「OpenAI」のアプリを探す
- 「入手」をタップ
- 本物のアプリをダウンロードしたらインストール完了
以上で、本物のiOS版ChatGPTアプリを利用できます。
Android版ChatGPTアプリ
Android版で正規のChatGPTアプリを入手できるリンクは以下のとおりです。
GooglePlayストア
GooglePlayストアで検索する場合は以下の手順をご参照ください。
- 公式のGooglePlayストアを開く
- 「ChatGPT」で検索する
- 開発者名が「OpenAI」のアプリを探す
- 「ダウンロード」をタップ
- 本物のアプリをダウンロードしたらインストール完了
以上で、本物のAndroid版ChatGPTアプリを利用できます。
ChatGPTへの登録がまだの方はこちらの記事を参考に登録してください。
不正な偽物アプリをインストールしてしまったときの対処法
GooglePlayストアなどでは広告を出稿できるため、「ChatGPT」と調べても、上位に広告枠で他社製アプリが表示されるケースも少なくありません。場合によっては、不正な偽物アプリをインストールしてしまい、スマートフォンに悪影響を与えてしまう可能性もあります。
偽物アプリにはウイルスや個人情報漏洩などのリスクがあるため、万が一不正な偽物アプリをインストールした場合は以下の対処法を試みるのがベストです。
- サブスクリプション等の設定を解約
- アプリを削除
- 不審な決済や購入履歴がないか確認
- 使いまわしのID/PWはすぐに変更
ここでは、不正な偽物アプリをインストールしたときの対処法をご紹介します。
サブスクリプション等の設定を解約
不正アプリにクレジットカードを登録したり、サブスクリプション登録をしたりしてしまった場合は、アプリを削除する前にカード情報やサブスクリプションを解約しておくことが大切です。
公式ストアを通してサブスクリプションを登録した場合は、下記リンクから登録状況を確認できます。
AppStore サブスクリプションの編集
GooglePlay ストアのお支払いと定期購入
クレジットカードなどを直接登録してしまった場合は、アプリ上で解約手続きが行えないかチェックしましょう。解約が難解な不正アプリもあるため、必要に応じてカード会社などに相談するのもポイントです。
アプリを削除
ChatGPTの偽物アプリをインストールした場合は、適切な手順でアプリを削除しましょう。アプリによっては、スマホ上の文字を認識し、承認メールなどを不正に盗み見られてしまう事例があるのも事実です。アプリを適切に削除する手順は以下のとおりです。
- 1.アプリを長押し(ロングタップ)
- 2.「アプリを削除」を選択
- 3.確認画面で「アプリを削除」を選択
この際、「ホーム画面から取り除く」を選択してしまうと、スマホ上から正しくアプリを削除できないためご注意ください。
- 1.アプリを長押し(ロングタップ)
- 2.アプリをドラッグしたまま画面上にスワイプ
- 3.「アンインストール」にドロップ
- 4.確認画面で「OK」を選択
この際、「削除」を選択してしまうと、スマホ上から正しくアプリを削除できないためご注意ください。
不審な決済や購入履歴がないか確認
本物以外のChatGPTアプリでクレジットカードなどを登録してしまった場合は、すぐに不審な決済や購入履歴がないかチェックしましょう。即座に登録したカード会社のWebページにログインして、Web明細や不審な決済の有無を確認することが大切です。
なお、クレジットカード会社の多くは、不正利用を証明できれば過去60日にわたって該当する支払い請求の義務を無効化できます。ただし、60日以内に不正利用の申告をする必要があるほか、不審な取引があればすぐにカード会社へ不正利用の問い合わせを行う必要があるためご注意ください。
使いまわしのID、パスワードはすぐに変更
不正アプリへの登録でメールアドレスや使い回しのパスワードを入力した場合は、すぐに別サービスのパスワード変更をおすすめします。場合によっては、入力したデータが暗号化されておらず、そのままパスワードを不正利用されてしまう恐れがあります。
不正アプリ自体への登録データではなく、ほかサービスで使いまわしているID/PWを変更するよう心がけましょう。
まとめ
ChatGPTには、本物アプリだけでなく偽物アプリも多数登場しています。不正なアプリにカード情報を登録してしまうと不正利用されたり、ほかサービスのID、パスワードが流出したりとさまざまなリスクがあります。
そのようなリスクを避けるべく、ChatGPTの本物のアプリを探すときは「公式のアプリストアからインストールする」「提供元がOpenAIであることを確認する」「評価やレビューを確認する」の3点を守りましょう。
なお、ChatGPTはスマホからでも公式Webサイトにアクセスすることが可能です。
ChatGPTのアプリをインストールしなくても、Web上で手軽に利用できるため、必要に応じてWeb版を利用してみるのもおすすめです。
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