ChatGPTのプランを徹底比較!アップグレードや解約を分かりやすく解説!
ChatGPTには、以下4つのプランがあります。
- フリープラン
- ChatGPT Plus
- ChatGPT Team
- ChatGPT Enterprise
この記事では、各プランの特徴や価格などをしっかりと解説していきます。
パターン別のおすすめプランも記載しているので、是非参考にしてください!
目次
ChatGPTのプラン
記事の冒頭でも紹介した通り、ChatGPTには、4つのプランがあります。
- フリープラン
- ChatGPT Plus
- ChatGPT Team
- ChatGPT Enterprise
フリープラン、ChatGPT Plusは個人向け、ChatGPT TeamとChatGPT Enterpriseは企業向けとなっています。
この章では、それぞれのプランの特徴について紹介します。
フリープラン(個人向け)
ChatGPTに登録すると適用される、個人向けのプランです。誰でも無料でChatGPTが使えます。ただし、利用できるGPTは生成精度の低いGPT-3.5だけで、画像生成やWebブラウジング機能、Advanced Data Analysis等の機能も利用することができません。
高精度なGPT4を使いたい場合や、より多くの機能を利用したい場合は有料プランに登録する必要があります。
ChatGPT Plus(個人向け)
個人でGPT-4やプラグインなどの上位機能を使いたい方向けのプランです。月額20ドル(約3,000円)で、GPT-4を3時間の間に40回まで使用することができます。フリープランにはない、ChatGPTをカスタマイズしたGPTsというツールを使ったり、自分で作成したりすることができます。
ChatGPT Team
ChatGPT Plusの内容に加え、メンバーの管理機能やカスタムしたGPTの共有機能等、チームで利用するための機能を追加したプランになっています。
また、GPT4の使用制限が3時間ごとに100回に緩和されている他、入力したデータはAI学習の対象外になります。
最低2ユーザーから加入が可能となっており、費用は1人あたり年額の場合で300ドル(1ヶ月あたり25ドル)、月額の場合で30ドルです。
ChatGPT Enterprise
企業向けに提供されているプランで、セキュリティとプライバシーのレベルが高いなどの特徴があります。
管理者向けに専用の管理コンソールが用意されており、メンバーを一括で管理する機能が充実しています。使用状況に関する分析ダッシュボードも提供されるので、社内でのChatGPTの活用推進策に活用することも可能です。
大企業に最適なプランです。
仕様によって費用が変わるため、利用を希望する場合はOpenAI社に問い合わせが必要です。
プランの選び方
前の章では、ChatGPTの4つのプランについてご紹介しました。
プランの内容は理解できたけれど、どのプランを選んでよいか悩む方も少なくないでしょう。
ここでは、状況別におすすめのプランをご紹介します。
個人でお試し利用したい場合
まだChatGPTを本格的に使うかどうかわからないけれど、試しに使ってみたいと考えている方におすすめのプランはフリープランです。
無料でChatGPT3.5の機能を使うことができ、利用回数の制限もありません。ちょっとした調べ物やアイディア出しに使うのであれば、フリープランで十分です。
もっと本格的に使ってみたいと思うようであれば、ChatGPT Plusプランへのアップグレードを検討しましょう。
個人で充実した機能を利用したい場合
ChatGPTを使ってみて、GPT-4・プラグイン・GPTsなどの機能を使ってみたいと思うようになったら、ChatGPT Plusのプランにアップグレードを検討しましょう。
月額20ドルの費用が必要になりますが、豊富な機能を使うことができるため、本格的に生成AIを使ってみたい方にはおすすめです。特にGPTsは、自分でChatGPTをカスタマイズすることができるので、ビジネスや勉強などに活用することも可能です。
ChatGPTを活用してビジネスを立ち上げようと思っている方や効率化したい方に最適なプランです。
社員数が150名以下の企業や特定の部署やチームで利用したい場合
社員数が150名以下の企業におすすめのプランは、ChatGPT Teamです。
1人あたりの費用でカウントされるため、組織の規模に応じて契約することが可能です。
ChatGPT Teamプランに加入すると、設定を変更しない限り、入力したデータはAI学習には使用されません。社内のデータがChatGPTの学習データとして利用されることを懸念している企業も安心して利用できるプランです。
大企業や最高の性能・セキュリティで利用したい企業の場合
大企業などの規模が大きい会社で全社的にChatGPTを導入したい場合は、ChatGPT Enterpriseがおすすめです。
セキュリティやプライバシーなどにおいて高水準のサイバーセキュリティを保証しているSOC2に準拠しているため、情報漏洩を懸念している企業でも安心してChatGPTを使うことが可能です。
プランの変更方法
ここでは、ChatGPT Plusのプランを変更する方法を解説します。
ChatGPT Team、ChatGPT Enterpriseへの変更方法につきましては、別記事で紹介予定です。
現在のプランを確認する方法
左下にある自分の名前が書かれているアイコンを左クリックするとメニューが出てきます。
メニューの一番上にある「マイプラン」をクリックしてください。
「あなたのプラン」というウィンドウが表示されますので、左下にある「私のサブスクリプションを管理する」を左クリックしてください。
「現在のプラン」というウィンドウに表示されているプランが、現在契約しているプランです。
有料プランを解約する方法
「あなたのプラン」のウィンドウの左下にある、「私のサブスクリプションを管理する」というボタンをクリックすると「現在のプラン」に画面が遷移します。
「現在のプラン」ウィンドウの右側にある「プランキャンセル」ボタンをクリックするとキャンセル画面が表示されます。
キャンセル画面には、プランがキャンセルされる旨と、利用可能な期間が記載されていますので、確認してください。キャンセル画面の下にある「プランをキャンセル」という黒いボタンをクリックするとキャンセル出来ます。
有料プランの契約は月単位もしくは年単位のため、プランをキャンセルしてもすぐに解約されるわけではなく、契約期間が終了するまでは引き続き利用可能です。
プランをアップグレードする方法
ChatGPT Teamにアップグレードをしたい場合は、「あなたのプラン」画面の右側にある「チームを作成」をクリックしてください。その後は画面の指示にしたがって申し込みを完了させます。
ChatGPT Enterpriseにアップグレードする場合は、「あなたのプラン」の一番下にある「ChatGPT Enterprise」をクリックしてください。
OpenAII社のトップページ上部にある「Contact sales」をクリックすると問い合わせフォームがありますので、必要事項を入力して送信します。
プランを変更できない場合
ChatGPTのプランが変更できない場合、新規登録が一時停止されているかクレジットカードの決済に問題がある可能性が高いです。現在新規登録を受け付けているかを確認する、別のクレジットカードで決済するなどの方法が有効です。
その他にもブラウザによって不具合が発生する場合があるので、別のブラウザで試してみるとよいでしょう。
まとめ
ChatGPTのプランは個人から大企業まで幅広く対応しており、自分のニーズに合わせて選択できます。初めての方は無料のフリープランからスタートし、GPT-4のような高度な機能が必要になったらChatGPT Plusに簡単にアップグレードすることも可能です。
中小企業や小規模チーム向けにはChatGPT Teamを、大規模な組織やカスタマイズを求める場合にはChatGPT Enterpriseが適しています。
プランを変更したい場合は、マイプランの画面から簡単に変更できます。
本記事を参考に、ご自身に合ったプランを選んでみてください。
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