【ChatGPTニュース】パーソルP&TがAzure OpenAI Service導入サポートを提供開始
概要
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス＆テクノロジー株式会社（東京都江東区、代表取締役社長：市村 和幸、以下「パーソルP&T」）は、企業でChatGPTを安全に利用できる実行環境の提供と、業務やビジネスでの活用を支援する「Azure OpenAI Service*導入サポート」を8月22日より開始したと発表しました。
*「Azure OpenAI Service」はOpenAIと戦略的パトナーシップを締結しているMicrosoftが、OpenAIの大規模言語モデルにAzure独自の機能を追加したサービスです。
このサービスは、ChatGPTの機能を活用し、社内業務を効率化するための環境構築から導入、活用支援までをワンストップで行うことができるとのことです。
サービス概要
ChatGPTの利便性から、多くの企業でビジネスへの活用が増えているものの、重要なデータを入力することでの「機密情報や個人データの流出」や「チャットの履歴や入力した情報のAIの再学習利用」などのリスクが指摘されています。これらのセキュリティ事故を回避し、安全に運用する必要性が強調されています。
「Azure OpenAI Service」は、Microsoft Azureのセキュリティとコンプライアンス基準に準拠しており、高度なガバナンス・セキュリティでの管理が可能だとされています。この「Azure OpenAI Service」の導入に際して、国内トップクラスのMicrosoft Azure導入実績を持つパーソルP&Tのスペシャリストが、これらのリスクを回避したChatGPTの安全な運用をサポートすることが伝えられています。
さらに、企業の中には「ChatGPTで何ができるかわからない」「ChatGPTで業務効率を改善したい」という課題を持つところもあり、それらの企業を対象に、ビジネス活用のコンサルティングや、ChatGPTの基礎知識の習得、具体的な実践ノウハウの研修が提供される予定です。
運用後はBI分析を基にした質問・回答傾向の課題発見・解決のための開発（UIUXの改善、RPAの導入など）、運用保守、定着化を目指した内製化支援が行われ、ChatGPTを活用した業務の効率化やビジネス活用が推進される見込みです。
今後の展望
パーソルP&Tは、チャット型の生成AIシステムのほか、既存システムへのGPTやCodex*の組み込みを含め、顧客のニーズに合わせて大規模言語モデル（LLM）の利用拡大をサポートする方針です。
*Codexとは、自然言語を解析し、対応するコンピュータープログラム（コード）を生成する能力を持つOpenAIが開発した人工知能モデルです。
パーソルプロセス＆テクノロジーのOpenAI Serviceの詳細は以下のリンクから確認できます。
※Microsoft Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国での登録商標または商標です。そのほか、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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