企業向けプラン誕生!ChatGPT Enterpriseの特徴や価格を徹底解説!
目次
ChatGPT Enterpriseとは?
ChatGPT EnterpriseはOpenAIが28日(米国時間)に発表したChatGPTの新しいプランです。
これまでのChatGPTに比べ、高度なセキュリティとプライバシー保護機能を備えており、企業が自社のデータを安全に管理できるようになっています。
これにより、企業は顧客データや業務データを活用しながら、安心してChatGPTを使うことができます。
ChatGPT Enterpriseの利用料金
ChatGPT Enterpriseの料金について一般公開されていません。利用料金は、OpenAIの営業担当者に直接問い合わせる必要があります。
OpenAI担当者への問い合わせは公式サイトから行うことができます。
Enterpriseと通常プランは何が違う?Enterpriseの特徴を解説!
【セキュリティとプライバシー】企業データの保護ができる
ChatGPT Enterpriseは、高度なセキュリティ機能を備えています。
すべてのデータは暗号化され、安全な通信によって転送されます。
このデータ安全性は、セキュリティ、プライバシー、可用性、機密性、処理の完全性という観点で、外部の監査機関からも評価されています(SOC 2)。
これにより、企業はデータの安全性に信頼を置くことができます。
【管理機能】大規模導入に適した一元管理ができる
ChatGPT Enterpriseには、専用の管理コンソールが用意されています。
メンバーの一括管理がコンソール上から可能であり、ドメイン認証やシングルサインオン(SSO)にも対応しています。
また、利用状況把握のための分析ダッシュボードも提供され、管理者向けの機能が充実しています。
【高パフォーマンス機能】高性能のGPT-4が無制限に利用できる
ChatGPT Enterpriseは、高速な応答時間を誇ります。
通常の4倍長い、最大32kのトークンを含む、より長い入力やファイルを処理する能力を有し、これは、大量のデータを扱う企業にとって非常に有効です。
加えて、プロンプトで高度な分析機能を利用することができ、複雑な分析も簡単に行うことが可能です。
また、Plusプランでは3時間に50回までと制限があるGPT-4の利用も無制限に行うことができます。
今後の展望
OpenAIは、今回紹介した機能以外にも、追加機能を開発中と公表しています。
今後リリース予定の機能
- カスタマイズ機能:既存アプリケーションとの連携し、企業データを活用しやすくする機能の提供
- 小規模企業向けプラン:小規模企業向けのChatGPT businessの提供
- パワーツール:業務により最適化された高度なデータ分析機能の提供
- 業務別のソリューション:データアナリストやマーケティング担当者など、個々の業務に沿ったツールの提供
ChatGPTはすでにFortune500企業の80%以上で採用されていると言われており、このChatGPT Enterpriseプランでさらに企業導入が進みそうです。
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