ChatGPT「Advanced Data Analysis」とは?主な機能や活用方法を解説!
ChatGPTの「Advanced Data Analysis(旧 Code Interpreter)」という機能をご存じですか?
この機能を使うと、ChatGPT内でExcelやCSVのデータを元にグラフや図を出力したり、分析できるようになります。
本記事では、「Advanced Data Analysis」のできることや活用方法、注意点についてご紹介します。
目次
ChatGPT 「Advanced Data Analysis」とは?
「Advanced Data Analysis」は多様な形式のデータを読み込んで、分析したり加工したりすることを可能にする、ChatGPT Plusに搭載されている便利な機能です。
無料版のChatGPTで使用されているGPT-3.5は、画像データの取り扱いは不可能でしたが、
ChatGPT Plusで使用されているGPT-4では可能になり、「Advanced Data Analysis」を使うことで、ChatGPT Plusでも利用できるようになりました。
主要な3つの機能
多様なデータの利用
「Advanced Data Analysis」が対応しているデータの種類は下記のとおりです。
- Excel、CSV
- 画像、 音声
- XML
これらのデータをアップロードし、分析や加工することができます。
データの可視化と分析
「Advanced Data Analysis」は、ExcelやCSVファイルなどの数値データを元にグラフや表などを作成可能です。
自力でまとめようとすると時間がかかってしまう作業も、ChatGPTを使えば簡単に集計データをまとめられます。
その上で、グラフやチャート、図などの形式で可視化することが可能です。
コードの自動生成と実行
作成したいプログラムの仕様を入力することで、アプリケーションを作成してもらったり、実行することが可能です。
また、Pythonのコードを入力することで、実際に実行した結果を出力してもらうこともできます。
活用方法
分析データの提示による訴求力アップ
入力したデータをもとに、表やグラフを簡単に作成できるため、
視覚的に分かりやすい資料を短時間で作成することができます。
普段の資料にひと手間加えるだけで、格段に訴求力を高めることが可能です。
プログラミングタスクの自動化
一例として、以下のようなプログラミング工程を自動化可能です。
- 仕様に基づいたコードの生成
- リファクタリング
- プログラムのエラー原因の発見、修正
- コードレビュー
- ドキュメントの作成
上記の作業を自動化することで、作業に必要な時間の短縮や、人員を減らすことができます。
画像処理機能による画像加工
入力した画像のサイズを変更したり、トリミングをしたり、画像の明るさや色合いの調整が可能です。
「Advanced Data Analysis」を使えば本格的なツールなしでも画像の加工ができるようになり、大きな時間短縮に繋がります。
利用する際の注意点
「Advanced Data Analysis」を利用する際には入力するデータが企業秘密に関与するものや、個人情報ではないかしっかり確かめてください。
ChatGPTは、入力されたデータを学習に利用することがあります。
重要なデータをそのまま使ってしまうと、情報漏洩の原因になってしまうため注意が必要です。
「Advanced Data Analysis 」が企業に与える影響
「Advanced Data Analysis」を使えば、簡単にデータ分析を行うことができるようになります。
時間をかけていた業務の効率化ができることに加え、業務の属人化を解消することも可能です。
まとめ
ChatGPTの「Advanced Data Analysis(旧 Code Interpreter)」は、ChatGPT Plusで提供される機能で、多様な形式のデータ読み取り、分析、加工を可能にします。
ぜひ上手く活用して仕事の効率を上げてみてくださいね。
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