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自動車×AIの融合でオンリーワン企業へ トリプルアイズ、BEXをグループイン

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自動車×AIの融合でオンリーワン企業へ トリプルアイズ、BEXをグループイン

2024年5月27日(月)、株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 雄一郎、東証グロース市場《証券コード:5026》、以下トリプルアイズ)は、株式会社BEX(本社:愛知県豊田市、代表取締役:井口 邦、以下BEX)の株式を取得し、グループ化することを発表した。なお、株式譲渡は2024年7月1日を予定している。

世界のクルマを支えるエンジニア集団BEX、グループイン

トリプルアイズがグループに迎え入れるBEXは、1980年の創業以来、自動車分野における機械設計開発事業、先端技術領域の研究・実装(AI研究、EV設計)、ITシステムの設計開発事業を展開している。「“世界のクルマ”を支える存在になろう」をビジョンに掲げ、エンジニア集団としての技術力を信頼され、取引先の70%はトヨタグループであり、同グループ内で高い受注シェアを誇る。高い設計力と発想力で同社エンジニアが関わった特許出願は100を超える。大手メーカーの自動車設計開発という魅力的な事業内容を背景とした安定した採用と優れた育成環境から197名のエンジニアを擁する。直近3カ年は順調に売上高を伸張し、手堅く利益計上している。

株式の取得の背景

トリプルアイズグループは、「テクノロジーに想像力を載せる」という経営理念の下、テクノロジーと想像力との融合によるイノベーションの追求によって、テクノロジーと人が共存する社会の創生を目指している。

今回のM&Aは、BEX社の自動車設計業務にAIを活用することを目的に、トリプルアイズのAIエンジニアの研修コンテンツを提供したことがきっかけである。

株主をはじめとするステークホルダーの利益を高めるため、トリプルアイズグループの財務体質、経営基盤の強化、収益機会の創出を図っていくことが、グループの果たすべき役割であると認識している。これらを実行していくために、グループ事業とのシナジー効果を発揮できる会社のM&Aを含めた成長戦略の一環としてBEX社をグループに迎え入れる決断をした。

株式取得に関する詳しい情報は下記サイトをご覧ください。
https://www.3-ize.jp/ir/news.html

株式会社BEXの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
株式会社BEX グループインについて

連結売上高推移イメージ

進む自動車とデジタル技術の融合

自動運転車における生成AI市場は、2023年の30億ドルから2033年には203億ドルに達すると予測されている。(出所:https://market.us/report/generative-ai-in-autonomous-vehicles-market/)

生成AIは、現実的なデータやシナリオのシミュレーションを通じて自動運転技術の向上に必須のテクノロジーとされるようになっており、各国の自動車メーカーで生成AIの導入が進んでいる。

次世代自動車業界を象徴するコンセプトに「CASE」がある。これは「Connected」、「Autonomous」、「Smart/Shared & Services」、「Electric」の頭文字を取ったものだ。ITやAIは「CASE」において中心的な役割を果たすと言われている。BEX社とトリプルアイズ社は互いに連携・協働することで、自動車業界の持続可能性と利便性を向上させる「CASE」を体現する技術をもつグループを目指している。
CASEのイメージ

自動車の設計製造とAIの融合で事業シナジーを創出

両社の協働は領域に応じて進行していく。AIによる業務支援領域では、設計業務の標準化やルーチンタスクの自動化、データ解析、プロジェクト管理などの業務を支援する。AIによる代替領域では、ナレッジデータを活用した専門タスクの自動生成や設計生成AIシステム化に取り組む。さらにAIによる拡張領域においては、次世代モビリティの車室空間提案と実装や生産工程へのAI導入を通じた開発支援を目指している。

さらに両社は未来の技術を創るエンジニアの育成にも努める。自動車メーカーは製品全体の最適化を重視し設計から生産まで密結合されたプロセスを採用している。一方でIT業界は、モジュール化された疎結合の開発が一般的である。これらの設計思想、生産工程の違いを融合し新たなエンジニア育成をしていく。「安全」「娯楽」「自由」を提供するモビリティと「迅速」「効率」「自由」を提供するITシステムの融合によって社会貢献に取り組む。
事業シナジーのイメージ

各社代表取締役のコメント

トリプルアイズ代表取締役 山田雄一郎氏のコメント

グローバルな自動車業界で長年にわたって大手メーカーからの信頼を培ってきたBEXさんの技術力とAIの独自開発をはじめとする当社の先端技術力を融合することでイノベーションを起こし、日本のAI企業グループとしてオンリーワンのプレゼンスを獲得します。

BEX代表取締役 井口邦氏のコメント

1980年の創業以来、当社は自動車分野における機械設計開発事業、ITシステムの設計開発事業で順調に成長を遂げてまいりました。今回、東証上場企業であるトリプルアイズグループにジョインすることで、自動車とデジタル技術が融合する世界をリードしてまいります。

各社概要

BEX会社概要

【会社名】  株式会社BEX
【所在地】  愛知県豊田市西町5丁目5番地 ビッツ豊田タウン3F
【設 立】  2002年10月(創業1980年)
【代表者】  代表取締役 井口邦
【事業内容】 自動車分野における機械設計開発事業、ITシステムの設計開発事業
【コーポレートサイト】https://www.bex-inc.com/

リプルアイズ会社概要

【会社名】  株式会社トリプルアイズ
【所在地】  東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地 龍名館本店ビルディング12階
【設 立】  2008年9月3日
【代表者】  代表取締役 山田雄一郎
【事業内容】 システムインテグレーションおよびAIプラットフォームの提供
【コーポレートサイト】https://www.3-ize.jp/

担当者のコメント

トリプルアイズがBEXをグループインした背景は、自動車業界とAI技術の融合にあります。BEXは自動車設計開発で豊富な実績を持ち、特にトヨタグループ内で高いシェアを誇ります。一方、トリプルアイズはAI技術を駆使してイノベーションを推進しており、両社の協働によって自動車設計におけるAIの活用を加速することが期待されます。

トリプルアイズの直近の決算では、過去最高の売上と利益を達成しており、AIソリューション事業の成長が顕著です​​。この成長背景には、自社のAI技術を活用した新規案件の獲得と、既存の顧客基盤の拡大があります。BEXとのシナジー効果により、トリプルアイズはさらに強固な経営基盤と収益機会を得ることが可能です。

自動車業界での生成AI市場の成長が見込まれており、トリプルアイズの戦略はこのトレンドに合致しています。BEXとの協力で、設計業務の自動化やデータ解析の精度向上が期待され、次世代自動車の開発にも大きな一歩を踏み出すでしょう。両社の強みを生かし、持続可能な技術開発を目指す姿勢が、今後の事業成長に寄与することが期待されます。

出典: PR TIMES | 自動車×AIの融合でオンリーワン企業へ

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