情報収集が劇的に楽になる!?ChatGPTプラグイン【WebPilot】を徹底解説
ChatGPTには便利なプラグイン機能があります。
今回はその中でも特に便利で人気も高い「WebPilot」について紹介します。
WebPilotを使うと、情報収集を効率的に行うことができ、作業時間を大幅に削減することができるとても便利なプラグインです。
プラグイン有効化の方法や活用例を以下で紹介しているのでみなさんもぜひ実践してみてください!
目次
WebPilotとは
WebPilotとは、OpenAIによって開発されたツールで、webページの情報を取得することができる便利なツールです。ChatGPT のプラグインとして提供されているほか、Google ChromeやMicrosoft Edgeの拡張機能として提供されています。
また、2023年8月13日からAPIサービスの提供が始まりました。
現在は招待制となっており、こちらの公式サイトから申込を行うことができます。
WebPilotで何ができる?主な機能を紹介
WebPilotの主な機能は以下のとおりです。
- 最新情報の取得
- Webページ内の情報の要約・抽出
- Webページ内の情報に対するQ&A
最新情報の取得
WebPilotは検索を実行することができるため、最新情報を取得することができます。最新ニュースや特定のトピックのデータにアクセスし、それら情報をまとめて出力することが可能です。
Webページ内の情報の要約・抽出
URLを指定すると、そのWebページにアクセスし、その情報を要約して出力することができます。
また、知りたい情報のみ抽出することも可能なので、効率よく情報収集を行うことができます。
Webページ内の情報に対するQ&A
情報の要約・抽出だけではなく、そのページ内の情報に対する質問への回答も行うことができます。
特定の情報源から回答を得ることができるため、より信頼性の高い回答を得ることができます。
WebPilotの使い方
WebPilotはChatGPTプラグイン、Google Chrome拡張機能、Microsoft Edge拡張機能の3つの方法で利用することが可能です。
それぞれの導入方法を以下に紹介します。
ChatGPTプラグインでWebPilotを有効にする
WebPilotはChatGPTプラグインとして提供されているため、ChatGPT上で利用するためには、ChatGPT Plus(有料プラン)に加入する必要があります。
ChatGPT Plusに加入していない方は、ChromeやEdgeの拡張機能は無料で使うことができるので、そちらをぜひお試しください!
1. プラグインを有効にする
ChatGPTのメニュー下部にある「…」をクリックし、
歯車マークのSettings & Betaへと移動します。
SettingsのBeta featuresメニューをクリックすると、Pluginsを有効化するボタンがあるのでそちらをクリックして有効化しましょう。
2. Plugin storeからインストールする
Chat画面上部にある「GPT-4」のボタンを押すと、PluginsメニューからPlugin storeに移動できます。
検索フォームに「WebPilot」と入力し、インストールを実行してください。
Plugin Storeを閉じ、チャット画面にWebPilotのアイコンが表示されていればChatGPT上でWebPilotを利用することができます。
Google Chrome / Microsoft Edgeの拡張機能でWebPilotを有効にする
ChatGPTプラグインでWebPilotを利用するためには、有料プランへの加入が必須ですが、ブラウザの拡張機能であれば無料で利用することができます。
以下のリンクからGoogle Chrome及びMicrosoft Edgeの拡張機能をインストールすることができます。
Chrome ウェブストア WebPilot - Copilot for All, Free & Open
Edge アドオン WebPilot - Copilot for All, Free & Open
インストールが完了すると、WebPilotのアカウント作成画面に遷移します。
OpenAIのAPI Keyを入力することもできますが、無料で週に50回利用できるため、Use WebPilot free creditを選択し、アカウント作成を進めてください。
アカウント作成が完了すれば、WebPilotをブラウザで利用することができます。
デフォルトでは「Ctrl+`」で呼び出すことが可能です。
実践!WebPilotで競合調査を行ってみた
WebPilotの強みを活かして、今回はChatGPTのメディアサイトに関する競合調査を行います。
・競合サイトA
・競合サイトB
・https://chatgpt-consulting.net/
特に、コンテンツの質、デザイン、使いやすさ、更新頻度、業務への適用のしやすさなどの観点から評価し、それぞれのサイトの強みと弱みを明らかにしてください。
結果は表形式で出力してください。
情報の豊富さ
競合サイトAは、ChatGPTに関連する多岐にわたる情報を提供しています。最新の活用事例、ハック術、比較分析、業界別の活用方法など、多岐にわたる内容が掲載されています。特に、ChatGPTの業務活用に関連する記事が豊富で、業務への適用のしやすさが強調されています。
ユーザーフレンドリーさ
サイトのデザインはシンプルで、カテゴリー別に情報が整理されているため、目的の情報を探しやすい構造になっています。しかし、全体的なデザインがテキスト中心であるため、ビジュアル的な魅力はやや欠けるかもしれません。
業務への適用のしやすさ
サイトには、ChatGPTの業務活用に関するコンサルティングサービスやAPI連携の構築サービスなど、具体的なサポート内容も掲載されています。これにより、業務への適用を検討している企業にとって、具体的な支援を受けることが可能です。
強み
豊富なChatGPT関連コンテンツ
業務活用に特化した情報提供
カテゴリー別に整理された使いやすいインターフェイス
弱み
ビジュアル的な魅力がやや欠ける
サイトの更新頻度やコンテンツの質に関する具体的な情報が不足している
情報の豊富さ
競合サイトBは、AIやテクノロジーに関連する多岐にわたる情報を提供しています。ChatGPTに関連するコンテンツも存在しますが、その他のテクノロジー関連の記事も多く、ChatGPTに特化した情報は限られています。
ユーザーフレンドリーさ
サイトのデザインはモダンで視覚的に魅力的です。カテゴリー別に記事が整理されており、探しやすい構造になっています。しかし、ChatGPTに特化した情報を探す場合、他のテーマと混在しているため、少し探しにくいかもしれません。
業務への適用のしやすさ
ChatGPTに関連する記事も一部ありますが、業務への具体的な適用方法やケーススタディは少ないようです。一般的なテクノロジー情報サイトとしての側面が強く、業務への適用に特化した情報は限定的です。
強み
視覚的に魅力的なデザイン
AIやテクノロジー全般に関する幅広い情報提供
弱み
ChatGPTに特化した情報が限定的
業務への適用に関する具体的な内容が少ない
情報の豊富さ
このサイトは、ChatGPTの業務効率化に焦点を当てた情報を提供しています。ガイド、活用例、最新ニュースなど、ChatGPTの基本から応用まで幅広くカバーしています。特に、業務別や職種別の活用例が紹介されており、具体的な業務への適用がしやすい内容となっています。
ユーザーフレンドリーさ
サイトのデザインはクリーンで見やすく、各セクションが明確に分かれているため、情報の探しやすさが高いです。人気記事や人気タグなども掲載されており、ユーザーが興味を持つであろうコンテンツへのアクセスが容易です。
業務への適用のしやすさ
サイトには、業務別や職種別のChatGPT活用例が豊富に掲載されており、具体的な業務への適用がイメージしやすいです。また、業務導入支援の相談も受け付けているため、企業がChatGPTを導入する際のサポートも期待できます。
強み
業務効率化に特化したChatGPTの活用情報
職種別、業務別の具体的な活用例
クリーンで使いやすいデザイン
弱み
サイトの更新頻度やコンテンツの質に関する具体的な情報が不足している
ビジュアルコンテンツ(画像や動画)の活用が少ないため、視覚的な魅力がやや欠ける
結果を表形式でまとめてもらった結果が以下になります
項目 | 競合サイトA | 競合サイトB | ChatGPT活用相談室 |
---|---|---|---|
情報の豊富さ | 良い(業務効率化に特化) | 一般的(ChatGPTに特化していない) | 良い(職種・業務別の活用例が多い) |
ユーザーフレンドリーさ | 普通(デザインが古め) | 良い(視覚的に魅力的だが、情報が混在) | 良い(使いやすいデザイン) |
業務への適用のしやすさ | 良い(具体的な活用例が豊富) | 普通(業務への適用に特化した情報が限定的) | 良い(職種・業務別の具体例が多い) |
強み | 業務効率化に特化 | 視覚的に魅力的、テクノロジー全般の情報 | 職種・業務別の具体的な活用例 |
弱み | デザインがやや古め | ChatGPTに特化した情報が限定的、業務適用情報が少ない | 特になし |
まとめ
今回は便利なプラグインであるWebPilotについて紹介しました。
WebPilotを使うとWeb上のデータに対して効率的に情報収集することができ、この記事ではWebサイトの競合分析を行ってみました。
競合分析のほかにも以下のような業務で活用することができます。
- 競合分析:新製品のリリース情報、マーケティング戦略などの情報収集
- 顧客満足度の調査:レビューサイトからの情報の抽出
- 市場調査:ターゲット市場のトレンドや消費者行動の調査
- 人材採用:特定のスキルセットや経験を持つ候補者の探索
また、今回はChatGPTプラグインのWebPilotで検証を行いましたが、ブラウザの拡張機能で無料で利用することができるので、ぜひ皆さんも活用してみてください。
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