ChatGPT(チャットGPT)研修を予定している企業は約5割!? 2024新入社員研修の意識調査
来年春の新人研修。
あなたの会社では「ChatGPT(チャットGPT)研修」を実施しますか。
WHITE株式会社の調査によると、2024年春の新入社員向けに「ChatGPT研修」を予定している企業は約5割だそうです。
多くの企業がChatGPTに期待していることがうかがえます。
一方で、ChatGPTの導入には、機密情報の漏洩リスクや社内ルールの未整備など、新しい技術に対応するための社内体制に課題を感じている企業が多いことも明らかになりました。
この記事では、WHITE株式会社の「2024年入社の新入社員研修の意識調査」の調査内容についてご紹介します。
最後には、みなさんのお悩みを解決するためのサービスもご紹介していますので、是非最後までお読みください。
目次
調査概要
調査対象
企業の人事部門で育成・研修関連の業務に従事する236名
調査結果のポイント
- 2024年春の新入社員向けに「ChatGPT研修」を予定している企業は約5割
- 実施理由の1位は「業務効率の向上」、2位「これからの時代に必要なリテラシー」「アウトプットの質向上」
- 導入を懸念する理由、同率1位は「機密情報の漏洩リスク」と「社内ルールの未整備」。「アウトプットされる情報の正確性」を疑問視することも明らかに
- 検討企業の約半数が「機密情報の漏洩リスク」がクリアされれば導入意向あり
2024年春の新入社員向けに「ChatGPT研修」を予定している企業は約5割
企業の人事部門に所属し“育成・研修”関連の業務に従事している235名を対象に、2024年春に入社する新入社員向けにOpenAI社が開発した対話型の人工知能(AI)「ChatGPT」に関連する研修を予定しているかを尋ねたところ「予定している」(50.8%)が約半数で、「検討中」は41.5%。
一方、「予定してない」(7.6%)が1割を下回るなど、多くの企業がChatGPTの企業活用について前向きであることが明らかになりました。
実施理由の1位は「業務効率の向上」、2位「これからの時代に必要なリテラシー」
ChatGPT研修を予定していると回答した方に、その理由を尋ねたところ、「業務効率の向上」が60.8%と最も多く、「これからの時代に必要なリテラシー」(60.0%)、「アウトプットの質向上」(59.2%)が続く結果になりました。
業務効率やクオリティの向上といったメリットの他、汎用的なツールとしてChatGPTを新入社員に取り入れたいという意向が伺えました。
導入を懸念する理由、同率1位は「機密情報の漏洩リスク」と「社内ルールの未整備」。「アウトプットされる情報の正確性」を疑問視することも明らかに
また、ChatGPT研修を“検討中”、“予定していない”と回答した方にも、その理由を尋ねたところ、「機密情報の漏洩リスク」、「社内ルール・ガイドラインの未整備」が37.1%と同率1位になり、社内体制が新しい技術に対してまだ追いついていないことが要因となっているようです。
さらに「アウトプットされる情報の正確性」にも懸念を抱く人が34.5%と一定数存在し、利用する側に一定のリテラシーが求められそうです。
検討企業の約半数が「機密情報の漏洩リスクがクリア」されれば導入意向あり
ChatGPT研修を“検討中”の企業に対して、導入条件やキッカケが何かについて尋ねたところ、約半数となる45.9%が「機密情報の漏洩リスクがクリア」されれば導入したいと回答し、前述と同様、セキュリティへの不安感が上位となりました。ついで、「予算がつけば導入したい」(41.8%)といったコスト面での社内理解のほか、「良いパートナー企業がいれば導入したい」(37.8%)といったことも必須条件と言えそうです。
調査まとめ
約半数の人事が新入社員向けに「ChatGPT」関連の研修を予定しています。
検討中も含めると約9割となり、多くの企業がChatGPTの企業利用に前向きであることが明らかとなりました。
ChatGPTを積極的に企業利用できない原因としては、「機密情報の漏洩リスク」や「社内ルールの未整備」といった、社内体制が上位にあることが判明しました。
ChatGPT活用相談室では、ChatGPTの社内導入から運用まで、トータルでサポートいたします。
- ChatGPTを導入したいが、セキュリティの懸念がある
- 自社の業務に合わせてカスタマイズしたいが、社内にできる人材も時間もない
- 社内ルールやガイドラインの策定など、運用方針の確立に困っている
など、ChatGPTに関する課題やお悩みがあればお気軽にご相談ください。
初回のご相談は無料で承っております。下記バナーよりお申し込みください。