【製造業 × 生成AI】株式会社TENHO、愛知県のモノづくり企業とデータ入力に関する実証実験で75%の業務効率化を実現!
記事の要約
- 株式会社TENHOとオーテックが愛知県で実施したデータ入力実験で75%効率化を達成。
- Google Cloud Platformと生成AIを使い紙データのデジタル化と高速検索を実現。
- 成果は「AICHI INNOVATION DAYS 2024」で発表、今後は更なるデジタル化と生成AIの構築を計画。
概要
2024年3月11日(月)〜12日(火)に愛知県名古屋市で開催された「AICHI INNOVATION DAYS 2024 (略称 : ANND)」に参加し、取り組みを進めていたオーテック社との実証実験について成果発表を行いました。
実証実験について
Google Cloud Platform(GCP)と生成AIを活用し、製造業の紙データのデジタル化を行いました。その後、生成AIを軸にデータの利活用を検証しました。
検証内容
紙で保管しているデータのデジタル化
紙媒体で保管しているデータをデジタル化することで保管場所の節約
データ検索にかかる工数の削減
データウェアハウスを構築することで、瞬時に必要な情報を取得
作業者の適切な業務稼働時間の算出
業務を可視化・生成AIによる分析を用いて最適なフローの提案と構築
実証実験結果
1. データ入力に関する作業時間を75%削減
PDF化したアナログデータを光学的文字認識(OCR)で読み取り、デジタル化を実現
2. データ検索時間を最短10秒に削減
デジタル化によって高速化された検索機能により、従業員の作業時間が減少
3. 10万枚以上の書類を全てデジタル化
デジタル化によって物理的な保管スペースが不要に
今後の取り組みについて
2024年4月から、一種類の紙資料に留まらず、複数の紙資料をデジタル化するプロジェクトに着手します。このデジタル化を通じて、情報のアクセス性を高め、業務の迅速化を実現します。
さらに、デジタル化されたデータを基に、オーテック社独自の生成AIを構築し、業務効率化や作業効率の最適を図っていきます。
担当者のコメント
株式会社TENHOとオーテックの取り組みは、製造業におけるDXの進展を示す良い例ですね。データ入力業務における75%の効率化は、他の企業にとっても参考になる成果だと思います。特に、紙のデータをデジタル化し、生成AIを活用して業務プロセスを最適化するアプローチは、時間とコストの削減に直結します。
今後の複数資料のデジタル化や、オーテック社独自の生成AIの構築など、さらなる発展が楽しみです。
弊社でも、こういった既存のDXに生成AIを加えることでさらに生産性を向上させる案件が増えていますね。
生成AI×DXで業務改善をご検討中の方は是非お問い合わせください。
出典: 【製造業 × 生成AI】株式会社TENHO、愛知県のモノづくり企業とデータ入力に関する実証実験で75%の業務効率化を実現!| PR TIMES
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